ながの！ながの！ながの！

日曜日の午前中、ちょっと善光寺界隈にいく用事があったので
「そういえば鯉焼きまだあるかな？」と小雨の降る中、
藤田九衛門商店に行ってみました。

早い日には午前１０時には完売してしまう、と聞いていたのでドキドキしながら
お店の引き戸を開けましたら、まだありました～！

仲見世通りから一本だけ東の通りに面した趣のある建物。
そのまま時代劇に使えそうな雰囲気が素敵です。
お店に入ると炭火の香りがして、なんだか懐かしさと、
最近では炭火の香りは珍しいので新鮮な印象を受けます。
善光寺界隈にこういうお店があるのって、実に面白い！

お目当ての鯉焼きは３種類ほど残ってて買い求めました。
（ヨカッタァ～）
今にも泳ぎだしそうな躍動感のある鯉たちはなかなかお見事な姿。
思ったよりも小ぶりで、二口サイズかなぁ。
材料にこだわっていらっしゃるので、餡は上品な味わいです。
美味しい緑茶にあいそう。

私は赤い斑点のある鯉焼きがほしかったのですが、
こちらは貴重な花豆を使っているため数に限りがあり、
予約注文のみだそうです。
なるほど～。なにか特別な時のお菓子に予約するのがいいみたい。

店主さんも気さくな方で撮影をお願いしたら
「私以外ならどうぞどうぞ～」と笑顔で返してくれました。

「早くこないと売り切れちゃうって聞いたので、今日は買えて良かったです」
「ウチは6時30分からやってるので、早いと10時頃には終わっちゃうんですよ」


ええ！6時30分から営業とは！！
昔は善光寺さんの「お朝事」に合わせて仲見世通りのお店も開店していたそうですが、
そんな感じなのかな？
増々魅力を感じてしまいました。
お店でも座って食べられるので、善光寺参りの休憩にもオススメです！


藤田九衛門商店
住所：長野県長野市東之門町400-2
電話：026-219-2293
営業：6:30～売切次第終了
定休日：不定休
駐車場：お店の向かい側に1台分あり
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