大久保の茶屋 そば 長野市戸隠

ひよこ豆

2010年06月13日 11:38

長野旅行2日目は恒例の善光寺参りでおみくじを引いて、
(私は今年も大吉!といっても5人中3人が大吉だった・・・大吉率高いです。)
お昼は戸隠の大久保の茶屋でざるそばを食べました。

戸隠の蕎麦屋さんはいくつかありますが、
趣のある大久保の茶屋さんでそばが食べたい!
という強いリクエストがあり、よってリピ度がかなり高い。

美味しい蕎麦はもちろんですが、やっぱり雰囲気も重要ですね。
大久保の茶屋は創業文化二年、200年の歴史があります。
その西隣にある大久保西の茶屋さんの歴史は更に古く、
寛永元年(1624年)まで遡ります。
戸隠一山の命により秘密会議兼休憩所として建てられた、
大久保の茶屋(現西の茶屋)はもっぱら諸大名や武士が利用していたそうな。
もともと大久保の茶屋という店名だったが、昭和42年から2年間休業していたら
後から出来た大久保東の茶屋さんが大久保の茶屋を名乗り現在に至るそうです。
これまで度重なる焼き討ちにあい、その度に建て直しを繰り返し
西の茶屋さんの現在遺されている建物は明治のもので、
それも改良したり取り壊しをして僅かに二階部分に、
往時の面影を見ることができるそうです。

私、大久保の茶屋(東の茶屋)さんの方が歴史が長いと思い込んでいました。
ま、いろいろありますね。

さて大久保の茶屋ではざる蕎麦(700円)と山菜天ぷら(750円)を注文。
戸隠の冷たい水で〆た蕎麦はキリッと旨い。
旬の山菜や地元のキノコもまた薫り高く、サクサクでとても美味しい。

(写真は2人前)
広い店内は忍者屋敷みたいに入り組んでおり、なかなか赴きもある。
サービスもテキパキと清々しいリズムがあって、
忙しそうだけど所作もなかなかいい。
お通し?で出されるたくわん漬けも山間部に来たなぁって雰囲気で
なんとも肩の力が抜ける。

開け放たれた窓からは、森の中を抜ける涼やかな風が吹いてきて
これまたリラクゼーションの極みでありました。
戸隠の蕎麦は、街で食べる蕎麦とはまた一味違って美味しいです。

信州戸隠高原 大久保の茶屋
住所:長野市戸隠豊岡2764
電話: 026-254-2062
営業:AM10:00〜PM6:00
年中無休

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